先輩王子のちょっと危険な甘い罠
背中だけ…


女子達が両サイドに分かれて作った花道を、1人でスタスタと歩いてた


「凄かったでしょ?」


「うん…」


「毎朝なんだよ?ファンクラブも出来そうな勢いなんだよね!」


「へ、へぇ〜ファンクラブ?」


本当にアイツ、王子様なんだ


「でもファンクラブの許可が出ないんだって」


「え?許可?誰の許可?」


「王子様に決まってんじゃん!」


「へぇ〜本人の許可がいるんだぁ」


初耳だよ!


「彼女もいないみたいだし、私の持ってる情報だと女子が苦手だってこともないのよね」







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