先輩王子のちょっと危険な甘い罠
私は先輩に問い詰めた


「違うよ?俺が裏庭に行った時、ピンクの財布が芝生にあったから、拾ったの俺」


「じ、じゃあ…」


やっぱりアンタが犯人じゃん!


「まぁ、誰のか確認する為に中、見たけど…」


「み、見たんですか?じゃあ、お金…ありました?」


「あったよ?2万ジャスト!」


ウワァ〜決定的じゃん!


かと言って、ドロボーに盗ったか聞いて、素直に認めるワケないし


「あ、ありましたか…」


「2万も何に使うつもりだったの?」





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