先輩王子のちょっと危険な甘い罠
たくさんのジェット機が空中を舞い、ぶつかるんじゃないかとハラハラしながら見ていると、フッと機体が回転してすり抜ける


ジェット機が規則正しく並んで飛び、後ろから様々な色の煙が出て、まさしく飛行機雲のよう


青空に白いハートが描かれ、まるでアート


私達は航空ショーをマン喫した


「スゴかった…感動しました…」


「来て良かっただろ?」


「ハイ!誘ってくれてありがとうございます」


「絶対お前、好きだと思った」


先輩はそう言って笑う


「ええ?何でわかるんですか?」


「なんとなく」





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