366日


「行ってきまーす。」

玄関先で声をかけて

私は家を出た。


暖かい風。

満開の桜のトンネルをくぐり
私はゆっくりと学校へ向かった

「おはようっ!」

学校へ着くと、中学時代からの

親友、伊園 瑠美が声をかけてきた。

「おはよ〜瑠美。」

「相変わらず徠夏は眠たそう!」

2人でたわいのない話をしながら

教室へと向かった。


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