本物の愛

「落ち込まないでよっ!もう!」

「うん…」

かすみは元気よくあたしの頭をぐしゃくじゃに撫でた。


「だからさっ、行こうよ?唯人君にも言っといて」

「うん。でも行ってくれるかなぁ」

「デートまだなんだよね?初デートってことでさ!言っといてね?」


強引なかすみにしぶしぶOKした。

でも、行ってくれなさそうだよ?

カレカノっぽいことしていいのかな?


< 100 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop