クローン
神様との出会い
ある日僕の前に神様が現れた

(は…?誰…)

「僕は神様
残念だけど君明後日死んじゃうよ
大切な人残して逝っちゃうよ」

(嘘だ…)
嫌だった信じたくなかった
辛かった苦しかった悔しかった

「何、で…僕なんだ…!何で僕が、死ぬんだ!何で、僕が残される方じゃないんだ…!」

死ぬのは嫌だ、でもあの娘が悲しむのはもっと嫌だ
僕は何にも出来ないのか…

神様は話し出す

「じゃあ君のクローンを造ろうか?
姿も声も性格も
記憶でさえも同じにしてあげるよ」

それも嫌だった
あの娘を独りにするのは嫌だけど
姿も声も性格も全部が同じソイツを
あの娘が僕と思って過ごすのはもっと嫌だ

例え全てが同じでもソレは僕じゃない
僕じゃない"ダレカ"だから
ここでこうして考え息をして生きてる僕はどこにもいない
それならいっそ僕じゃない全然違う人と笑ってほしい生きてほしい
出来ることなら君の隣は僕が良かった
ずっとそばにいたかった






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