明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。
…ちゃんと気持ちの整理がついたら結衣に話そう。
そうじゃないといつまでも彼女に心配かけてしまう。
そんなことぼんやりと考えているとクラスメイトの木村くんに声をかけられた。
「雨霧?」
木村くんは気さくでいつも楽しい。
大きな瞳でそれでちょっとくせっ毛。
彼自身はいつも女みたいで嫌だって気にしながらも
でもそれはそれで可愛い印象を与える。
クラスでもみんなから好かれていて頼りになる存在だ。
だからかな、
異性にしてはとても話しやすい存在だった。