明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

胸の奥が苦しくなる。

先生ならアタシのこの気持ち、
わかってくれると、
なんの根拠もないけれどそう思った。


だからアタシ、先生のことが…。


どうしよう。
どうしよう。


動けない。

目が離せない。


やがて
先生もアタシに気がついたようだった。


え…?

アタシを…見ている…?

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