明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

「なっ…」

先生の言葉にドキッとする。

それにこんな近く…。

先生の白衣からほんのりと薬品の匂いがしてそう理解する。


いつも遠くからしか見たことが
なかった先生を初めてこんなに間近に見る。


思っていたよりもずっとキレイな人、だ。


……!


あ…アタシったら何考えて…!


思わず先生の胸を押し返す。

< 51 / 502 >

この作品をシェア

pagetop