明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

でも。

ひとつ問題が解決しそうだと思ったらまた次の問題が出てきた。

2時間目の休み時間、
同じ班の林田さんがアタシに話しかけてきた。

「え?アタシ?」

アタシは驚いて聞き返す。

「だってアタシ、
こないだ準備当番やったじゃん…!」

アタシは彼女に訴えるように言う。

先生と2人なんて最初のときよりももっと嫌だ。


「ごめん、どうしても…
今度代わるから。
昼休み彼氏から電話かかってくることになってて…」

「そんなの今度にすれば・・・」

ホント、そんなのどうでもいいのに。

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