修羅と荊の道を行け
「マジで?悪い、電話に気づかなかったわ」

「浮気妻みたいなこと言ってんじゃないよ。貸しイチな」

「晩飯おごるよ」

悪びれもなくいう岡崎にイライラする。

「お前と晩飯なんて絶対いや」

「そんなこと言うなよ。良い店知ってるんだ」

肩をポンポンと叩かれて、寒気がした。

「行く店決まってるから」

「じゃあ一緒に行こう」

お前と行きたくないと言いたい。

「ダッシュでカプチーノとローストビーフサンド買ってこい。私がシャワーでるまでに戻って来なかったらお前の眉毛を一本残らず抜くからな」

走れと岡崎を目の前から消した。

朝から面倒なやつに会った。
< 11 / 432 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop