○○*せつな*○○





「舞香を!!」


「あぁ。」


「…好きなの!?」


「あぁ。」


「本気の本気で言ってんの?だって、舞香、見た目と同じで中もデリケートでふんわりだよ。」



「知ってる。」




あの時に見た舞香の表情。



顔にいや体に出てたんだ。




舞香の不安、苦しみ。




涙がたまり、手でこぶしを作っていた。




そのこぶし、涙は、未来への希望をなくしそうにしてた。





希望を失いそうだという合図だったんだ。






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