オタカノっ!
ましな選択肢2つしかねーじゃねーか。
「クイズにすれば?」
「クイズ?」
「なんか無条件で盛り上がれそうなやつ。」
「えー、クイズ…
今出せそうなのは
野球漫画の萌えポイントクイズと漫画の「すまん俺が悪かっただからもう何も言わないでくれ」
提案した俺はただのアホだ。
飛行機の中では、結局やることは決まらずに、CAの人がやたら話しかけてきたので、それに対応してたらもう着陸らしい。
咲樹はとなりの席で拗ねている。
「楽しそうでしたねー」
「え?そんなことないけど?」
「なんだしもう。鼻の下伸ばしちゃって。」
「…もしかして嫉妬?」
「当たり前じゃない!」
「…咲樹」
「あのCAはあたしが狙ってたのよ!?!?」
「何に嫉妬したんだよ!!」
「…手」
「?」
「手、握ってくんなきゃ許さないからっ…!」
真っ赤になり、窓の外を向く咲樹。
…なんだよもう。
可愛いな。
俺は手を差し出し、なるべく明るい声で言った。
「…お手をどうぞ?」
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