オタカノっ!



「この高校の1年になって二ヶ月ちょっとだな!!

やっとのクラス行事だ!
好きなことしろー!」



担任は、おもいっきり叫ぶ。
連中も乗って叫ぶ。



「はい。では行き先の選択肢出します。


1大阪
2東京
3北極
4ロンドン
5●び太くん家」



「「「「「「「(何その選択肢ーっ!?)」」」」」」」



「はいはーいっ!

あたしは、の●太くん家の学習机の引き出しー!」



「咲樹のその答えは
選択肢にない。

却下。」



「「「「「「「「たいして変わらないじゃん!」」」」」」」」



「ハイハイ冗談ですよ、どこに行きたいわけ?じゃあ」



「俺グアムー!」



「私英語しゃべれない」



「北海道ーっ」



「本州からでるのはだめ。」



「えー、沖縄!」



「許可する」



「「「「「「「「本州からでたらだめなんじゃなかったの!?」」」」」」」」



「海があたしを呼んでるのよ」




一瞬微笑み、涛川は黒板に、


〝第35回
チキチキ☆波乱だらけの沖縄合宿!?〟



と書いた。



ネーミングセンス皆無…。











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