らぶストーリー
公園で待ち合わせをした。今日は准に別れをする日。



准が来た。


「話って、どうした？」


「私、准と付き合う前から、好きな人いたんだ。なのに、全然振り向いてくれなくて、それで寂しくて。
准には凄く悪い事したって思ってる。

私、やっぱり好きな人諦められないんだ。
だから、私と別れて下さい。」



私は准に凄く申し訳なくて涙が流れていく。


准が私の頭を撫でた。「そうだったんだ。だいたい感付いてたよ。俺は、奈未が少しでも俺に興味持ってくれただけでも十分だよ。ありがとな。」



私は泣いた。私、何バカな事してるんだろ。


「俺は、お前が幸せになるのが一番良いから。だから、その人にきちんと気持ち伝えて幸せになれよ。


俺と別れた事後悔すんじゃねぇ～ぞ。」



そう言って家へ帰って行った。


准は辛いはずなのに何でこんなに優しくできるんだろう。


私は素敵な人と出会えて良かった。
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表紙・目次

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