素直の方が好きですか?

さぁ、出掛けよう




想はいつも唐突だ。


日曜日の朝7:00。
あたしは携帯の着信音に起こされた。

眠いのに…

この携帯が憎らしいよ。

誰か確認すると…お前か!

まったく想は…。

「はい?」

寝ぼけ眼で電話に出る。

『はよ』

「早すぎだ。バカ」

『普通だ普通』

まぁ、平日なら普通だけど
休日だよ?
そりゃないって!

『出掛けるぞ!!
弁当持って!
9:00にそっち行くからな』

「は~い…
って
え!?想ちょっと待っ『プッ、ツーツー』

悪魔ぁぁぁぁ!
あと二時間!?

うわぁぁぁ
無理無理無理!

無茶ぶり禁止!!!

「おかずつくんなきゃ!
着替えも!
荷物もだ!
唐突すぎるよ!バカバカ!!」

ギャーギャー独り言をいいながら
ドタバタ家の中を走り回る。

< 36 / 526 >

この作品をシェア

pagetop