いつも好きでした。
遊佐からメールが届いた。

:優夏さんと付き合う。



冗談なわけが…ない。

「どうして…?

どうしていつも遊佐なんだ?」


俺の方が遊佐の何倍も優夏の事が好きなのに…


悔しさと同時に

さっきまで確かに

俺の胸の中にあった

何かが

音も無く

消えて

胸に

ぽっかり

穴が開いた

気がした。



信じらんねえ…

悪い夢だって言ってくれよ…

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