いつも好きでした。
言葉を閉ざして

黙り込んだ優夏。

携帯を持つ手に

汗が滲む。


もう少しなのに…

もう少しで…

優夏の本当の気持ちが聞けそうなのに…

どれくらいの時間だろう…

黙り込んだままの二人。

耳元に

優夏の存在を感じるのに…

こんなにも

近くて遠い…

ねえ…

今、どんな顔してる?


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