恋愛中毒発令中っ!!

‐2‐


「有難うございますっ!!佐伯さん…。早速ですが病室に行きましょうか」

「あははっ…本当に早急ですね…はぁ…」


やっぱりため息しか出ない。

破格の時給に…もっと関心を示していればよかったと…今頃後悔に襲われた。

着替えは既に済んでいたので、モップを片手に黒木医師の後に続く。

勿論ドアはすんなりと開いていて、数人の看護師が立っていた。


ドアを押さえていた人物らしい。


言っとくけどっ!!監禁は犯罪だかんねっ!?



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