愛のため息
「タカちゃん、ありがとう。タカちゃんの気持ち、本当にすごく嬉しいよ。

タカちゃんも、ミイに甘えてね?」




『じゃあ、早速甘えちゃおうかな』




くすっと笑ってタカちゃんがミイの顔を覗き込んできた。




「うん!なになに?何でも言って!」




ミイに出来ることなら何でもしちゃうよ!




『ホワイトデー、俺とデートして?どこに行きたい?』





タカちゃんの言葉に思わず固まった。




「甘えるっていうより、それってお願い事って言うんじゃない?」





『そうともとれるね。・・・どうしても出かけたくないの?』




「・・・そういうわけじゃないけど」




でも・・・



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