愛のため息
『もし誰かが2人でいたことに文句を言うようなことがあったら、"偶然会って、心配だからって言われて、送ってもらった”で十分でしょ!』




『そうだよ!家だって近所なんでしょ?不自然でもなんでもないじゃん!』




日も落ちてきて薄暗くなってきたし、2人の言うように、一緒に帰るくらいなら全然不自然じゃないよね。




「あ、そっか。・・・うん、そうだね。めぐや栞の言うとおりだね」




ちょっと神経質になりすぎてて、全然気づかなかった。





『そうだよ!さ、早く返信しなよ!』





めぐに促されて、メールの返信をした。






「2人ともありがと!」





『いざというときの言い訳ならいつでも一緒に考えてあげるよ!』
『早々!困ったことが会ったら何でも言って?』





胸を張って言う2人に、とっても暖かい気持ちになりながら、頷いた。






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