幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
「磨梛抖くん、また今度お茶しましょうね♪
その時にはバッチリといいお返事を
聞かせてもらうわね~♪」
漓維さんはウィンクして俺が頷くのを見て
リビングから出て行った
―良かった…
“漓維さんありがとうございます”ーー
「変なの、2人して何か隠してるみたい
まぁ、良いや♪じゃ、行こうか」
「おぅ!」
必ず俺の部屋で勉強するのが日常な俺達はお互いに
不得意なもの慄梛は理数系が得意じゃないから
俺が教え、その反対に俺は文系が得意じゃないから
お互いに教え合うのが俺達の日課だった
.