幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪


「やっぱり、ちゃんとお父さんとお母さんには知っておいてもらいたいから聞いてほしいの…」

「慄梛…そうね、話して?」

「家に戻って磨梛抖たちとまた一緒に学校に行こうって思ってるの、そして…我が儘だけど週末だけお店を手伝いたいの」

「そっか、じゃなおさらその気持ちを伝えに明日行かなきゃな?」

「えっ?」

「反対しないよ、両立は大変かもしれないけど、いつでも慄梛の味方だ」

「お父さん、お母さん大好き、2人の娘に生まれてこれて良かった」

「もう、そんな当たり前のこと言って…
リビングに戻るわよ」


手で涙を拭うお母さんに急かされてリビングに戻ると…


「慄ねぇー、ちょっといい…?」

「うん」


磨咲飛に呼ばれて着いていくと、わたしの部屋で


「約束、俺は守ったよ。次は慄ねぇーの番だぞ」

「ありがとう約束守ってくれて」

「兄貴に告られたんだろ?」

「うん…」

「なんで、迷ってんの?兄貴のこと好きなんだろ…?」


コクりと頷くと


「自分のこと少しは優先したら?
また後悔しても知らねぇーよ」


って磨咲飛は頭をポンポンと撫でた


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