焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜
帰りたいと言った彩を、無理矢理引き連れて家に戻った時、オレは図々しくアイツの家に押し入った。
この家の門をくぐるのは何年ぶりだろうか。
彩は明らかに当惑していたけれど、どうやったってオレにはこんな強引なやり方しかできねぇよ。
彩のご機嫌を取って少しずつ距離を詰めて…
なんてもどかしい事してる余裕なんて無かった。
何よりも…今すぐにこの距離を縮めてしまいたいんだ。