超モテ子の秘密


部屋は和室で、真ん中に置かれたちゃぶ台には、2人分の昼食がならべられていた。


「渡辺さん、いつもすみません。」


土日や連休など、私がフルで働く日は必ず昼食を用意してくれるんだ。


「いいんだよ。
一人じゃ食べ切らないんだから。
ほら、食べて。」


「ありがとうございます。いただきます。」


私は弟と2人暮しをするようになってから、誰かにご飯を作ってもらえるということがどれだけありがたいか知った。


私はさっそく箸を取り、食べ始める。


「渡辺さん、この煮物すごく美味しいです!」




< 101 / 461 >

この作品をシェア

pagetop