アタシがホストになった ワケ
ウラギリ
蓮の彼女になって1ヶ月が
経った。

私たちはお互いの店を
行き来したり、休みは
デートしたり、楽しい毎日
を過ごしていた。


「萌華は欠点ないよな…」

『えっ!なに?急に!
何かほしいものでもあるの?』


「バカ、お前ホストが女に
たかるかよ(笑)おもしれーな」


『なぁんだ(笑)、萌にゃん欠点だらけだよ?頭悪いしぃ〜』


「あ〜確かに、そうだったわ」


『も〜っ!』


といってポカポカ蓮を殴る。


いつものように私は蓮の
店にいた。


『あ、萌にゃんちょっと
一回店戻るね、用があって。
またおわったらくるねん♪』


「おぅ、今日は俺んち
泊まるだろ?明日休みだしな。」


『うん!そうする〜♪』


ルンルンでギルドを出て、しばらく歩いて自分の店に
ついた。


今日はアタシは休みだけど
新しくドレスができてきて、
試着することになっていた。

アタシのドレスは全部自分で
デザインしたもので、
実際に売り出されてるものもある。


『あ、忘れたぁ…』


「ん?どうしたの萌にゃん」

スタイリストの人が
ドレスを持ってきたトコで忘れ物に気が付いた。


『次に頼むドレスのデザイン画、
蓮の店に置いてきちゃった
(汗)
ちょっと取ってきまぁす!』


急いでギルドに向かう。


入り口には若いホストがいた。

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