青空
1話
夏、君と出会った空は青空だった

今、振られる今も空は青空だった

「ごめん、お前と付き合ってられんわ」

中学校の卒業式、彼から言われた言葉だった

彼の顔を見ると、眉間にしわを寄せていた

最初は悲しかった

なんで?なんで、わかれなきゃいけないのって・・・

私は毎日泣いた

泣いてても何も変わらないって、気づいた

でも、つらかった・・・やっぱり無理だったのかも知れないって・・・

彼には彼の道があり、私には私の道がある

私たちは子供だったから、だめだったんだ・・・
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