パパは芸能人♪


ララは俺の気持ちに気付いてない。



でも、あえて言えない。



戸籍上は兄妹だし。



引きずってないなんて言ったけど、何処かで母親を引きずってて…面影を歌恋に重ねて理想になった。




「じゃ〜俺ッチ帰るわ♪じゃぁねんララッチ♪」



「サヨナラ〜♪」



気を利かせて帰ったんだけど…俺等は
















「今度は何だ?」



「カテキョ殴って追い出したら怒られた」



「……おま「だって!!」



涙目になったララ



「鼻息荒いし、イヤらしい目で私の事見るんだよ?」



「殴るのは良くないな」



煙草を加えた俺



″キンッ″″カチッ″



「触られた…」



「ふぅぅぅ…ドコ?」



「太もも」



「行くぞ!!」



車のkeyを持ってララを立たせた。



「モシモシ、月山と言いますが……はいっ……担当者からセクハラされたと泣きながら言われたものですから…担当者と直で話がしたいんですよ…両親連れて伺いますので…はい、お願いします」





俺とララの関係



ただのキョウダイ




に、毛が生えた感じだ。








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