パパは芸能人♪


窓を下げた




「久し振り叶多」



うぉっ!声まで男っぽいな。



「久し振り…チョット乗れ。彼女無しで」



名目上“長男”な俺の言う事は聞く。



「又、連絡する」



「わかったぁ〜♪バイバ〜イ」



彼女じゃねぇのかよ?
顔も性癖も父親似だな…。



「も〜!恋太郎も五郎みたい!!」



「俺は昔の話だろ!!」



「お願い恋太郎?出来ちゃった結婚は止めてね?恋太郎もララも純愛を経て幸せな結婚をしてもらいたいってのは私の考えだけど…チョット無理かな」



恋太郎がこんなんじゃな〜。



「ってか、用事何?」



「家族団欒するんだよ。ララがカテキョ殴ったお祝いに」



「チャント顎狙ったか?ララは可愛いんだからチャント極めないと大変な事になっちまうぞ」



恋太郎はシスコンだ



「恋キモイ。彼女可愛くない。あんなのがウチの敷居跨いで欲しくない」



「彼女じゃないよ♪兄ちゃん取られてヤキモチか?ん?ん?」



鼻の下伸ばしてるよ!!



「「「「「キモッ!?」」」」」



楽しい家族








< 278 / 297 >

この作品をシェア

pagetop