パパは芸能人♪
イラつきと妬きもち

14



「きゃぁぁあ♪」



イラッ



「カッコいい♪」



イライラッ



「先輩、又デートして下さい♪」



・・・。



「……何でココに居るんですか?崇先輩?」



今は昼休み。
苺ちゃんとお弁当食べてたら廊下から奇声が沸き起こり、その奇声と共に五郎が来た。




「はぁぁ〜」



「どうしたの〜?」



「歌恋♪苺、屋上来い。2人に告りたいって奴が何人か居るんだよ一気に片付けろ」



非常識そのもの。



「なんで命令?」



「断らねぇの?」



一瞬眉がピクッと動いたが見間違いか?



「そもそも本人に呼ばれてないのに何で行かなきゃなんないの?」



苺ちゃんと同意見だ。



「確かに。でも、出来れば振って来て欲しい」



「自分勝手な奴だね」



「自分勝手で結構♪不安要素は取り除くに限る!!」



2人の会話に入れない。



「仕方ない。歌恋行くよ!」



行くの?




苺ちゃんに手を引かれて屋上に







< 66 / 297 >

この作品をシェア

pagetop