パパは芸能人♪


【崇五郎】



「パチ―――ン!!ドンッ!ガッ!!」




ダダダダダダダッ。




「イテテッ…逃げられた」



最近、良い感じだったんだけどな〜





そんな事はどうでもいい。


「平手打ちと突飛ばしは別にいいとして…普通頭を踏みつけるか?流石…楓の娘♪ハハッ、ヤッパリ歌恋だよな〜」




最初は楓に興味を持った。



……違う!怪しい意味じゃない!!俺は至ってノーマルだし。



アイツは俺の身内や知り合いには居ない物を持ってる。
苺…アレは別もんだ。
アレは何も考えずに人と接するから“変わり者”と称されるんだよ身内に。




窮屈で仕方なかったあの場所からゆっる〜いけど厳しい時は厳しい場所に誘(イザナ)ってくれた。




自然に歌恋も側に居て同じ空気を醸(カモシ)し出してて身を任してたら好きになってた。


俺にとっては楓も歌恋も側に居なきゃいけない存在なんだと思ってる。



だから女全員と手を切ったし真面目にやってる。




だから歌恋、ちゃんと答えをくれ。







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