ぽっちゃり彼女



あたし達の前に
立ち尽くしてるのは




「………稜介…」








一次帰宅帰りの稜介だった







バッと仲原さんから
離れて何事も
なかったように
グラタンを温めはじめた












「仲原先輩………………」




「んだよ〜……」




不機嫌になった
仲原さん




キス、途中だったから?笑






「……これでいんすかぁ!!」





はっ!!??



あたしを指指しながら
そう叫ぶ稜介






「ハハッ(笑)どうだかなぁ」




「仲原さん!!!????」


「嘘うそ(笑)」


「ばーか〜」
















気のせいかな?



こんなくだらない会話を
してた時



稜介の表情が
切なそうだったのは













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