ぽっちゃり彼女



「……ん〜っ…ハァッ…」



「まだ…」



「ゆ、……き…」





雪斗の舌があたしの中に
侵入してきて…
あたしは大パニック∑!!!!

息苦しくて、隙を見て
酸素を吸おうと思えば

笑いながら雪斗が
また口をふさぐ…




手は両手とも
横で恋人繋ぎされて
抑えつけられてる



まじドS…∑










「口は…こんなもんでいいか。次は…胸元、だな。」




「いやいやいや!!;;;いいよっ………って…ちょっ…ゆきっ……」







否定するあたしを
放置して、"消毒"を
続ける雪斗







「愛稀……もう俺から離れんな」



「…え?」




思わず雪斗をみる






「こんな事になるなんて、俺の不注意だ。まじわりぃな……」







「…………………雪斗……」



「俺からひと時も離れんな…ずっと隣にいろ」












雪斗の言葉はまるで
プロポーズのように
聞こえた…






離れないよ…


そんな事いっても
離れられないから
大丈夫だよ雪斗っ…












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