ぽっちゃり彼女



「………………………」

「………………………」






「なっ?愛稀」










開いた口がふさがらない
あたしと雪斗ママを
ほっといて話しをつづける仲原さん(笑)







「どうせ将来は結婚すんだし、…まぁ、大学とか専門学校とか行くにせよ俺ん家に住んだってなんも変わりねぇと思うしな。あとは愛稀の気持ち次第だな〜」













なによ…
優しく言ったフリして
耳元で

"断らせねぇぞ"





とか言ったくせに(笑)













「…愛稀ちゃん…どうするの???」




あたしに質問する
雪斗ママ…




え"…………………





そりゃあ…………………












「雪斗と一緒に住みたいですけど…、まだあたしも働いてないですし、雪斗任せになるのは嫌なんで……」








「……だってよ。雪斗」






雪斗ママがそう言って
雪斗をチラ見した















「何をそんなに遠慮すんだよ〜?そんな俺頼れねぇかな…」



いやいやいや∑!!!!

シュンとしないで!!!!!!
その顔かっこよすぎる!!!





「頼もしいよ!!!肩とか背中とかムキムキだし…!!!」


「いや;;そうじゃねぇよ(笑)」


「だって…あ!!じゃあ、あたしバイトする!!!!」


「いいから。俺を頼って?」




いつもみたいな
ドS口調じゃない雪斗に
どう接していいか
わからない;;;;(笑)












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