番外編『深紅の花に姫君』
「私は……そうであったら
いいなと思います」




そうでありたい…
そう思う



「君って変わってるね」


ジルドは笑う




「それはスイランが
どうとかじゃなくて
セシルがスイランと
どういう関係でありたいか
で決めるのは自分だと
思うよ」







ジルドはセシルを
見つめる









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