恋桜。

「あ、ゆい？だよな！」「うん、」

実は、芸能人しちゃってます。CM、バラエティー、モデル、タレント、女優。活躍させてもらってます…!!

「うわ!!すげー！似てると思ったんだよな！笑」
「一応秘密ということで…」

「了解っ!!」

なんて話しているとあっという間に学校に着いてしまった。玄関で靴を脱ぎスリッパに履き替える。

「やっぱ事務所とか厳しい感じ？」

「ぅん…。Ａ学も無理言って入らせてもらったんだぁ」

「そーなん？大変だな!!ってか職員室どこ？」

辺りをキョロキョロする隼人。

「こっちだょ」

何度か来たことのあるあたしは迷わず職員室へ向かった。

ガラガラっ!!

「「失礼しまーす」」
二人で職員室に入ると担任らしき人が出てきた。
「立花と相良？」
指をさされる。

「「はい」」

「俺、おまえらの担任。田村巧な。よろしく」

ってことは…同クラ!?

「俺らって同クラ!?」
同じこと考えてるし！笑

「おぉ！今休み時間だから教室いっとけよ〜」

「はーい。失礼しましたー」

「したー」

職員室をでて三階にある教室へ向かう。

「てか!!同クラだって！」

これは神の悪戯ですかな！(笑)

「だなー。こえー！」

「なんか運命感じるね！」

「ぷっ!!バーカ」
なんてゆわれてしまいました。

「え〜？」

ガラガラっ!!

じゃれあいながら教室に入ると…

「「きゃーっ!!」」

人口密度高っ!！!

「ゆいだっ!可愛い!」
「ほっそー…」

ん？ばれてる…。秘密にしてたのに…。

「隼人くーん！きゃー」
「かっこいーっ」

…隼人サン人気者ね。

「唯〜こっちこっち!!」

声がする方をみると理沙がいた。

「理沙〜なにこの騒ぎ」

理沙のもとへ駆け寄る。

「あ〜大地が…」

「大地!?」

松下大地とはあたしの元彼で…。好きな人…かな!?

「唯のことめちゃくちゃ自慢してた！笑」

「あんにゃろ」
スキャンダルですから…