アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
かあさんに恋人ができて複雑だった俺は
留学することにした。


ホームステイ先は 大きな会社を
経営している人の家で

娘の結婚した人が日本人で
日本に住んでいる孫が
来ているので通訳になるから
是非引き受けたいと言ってくれたと
先生が言っていた。

学校以外の 
そのほかの生活全般を
安心して任せられると
いうことでかあさんが
やっと
行っていいと言ってくれた。


片言の英語はなんとか会話は
できるけどやっぱり不安だったから
通訳がいるというのが
自分も安心できた。


その通訳が 芽理衣 だった。



深い緑色の目の色が
話すたびに俺を惹きつけた。


芽理衣は結婚していたけど
夫という人が忙しい人で
週末しか芽理衣と一緒にいられない


だから芽理衣は俺につきっきりで
街を案内してくれた。


そのうち俺は芽理衣になんでも
話せるようになった。
かあさんも知らない
俺自身も 知らなかった俺


いい子ぶらなくていい
本当の俺・・・・・・



そして一緒にいる時間の長い
芽理衣と距離が縮まり
いつしか超えてはいけない仲になっていた。



俺は芽理衣にのめりこんでいく 
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