人工的な空の下で
優しさ
この日の仕事は気がゆるんだら泣いてしまいそうで気を張って仕事をしていた。

別れてユウとの関係は終わってしまったが、周りの人の優しさにスゴく気付けたきっかけだった。

心配してか、他愛もないちょっと笑ってしまう内容のメールを頻繁に送ってくれる亜由美に、ご飯や飲みに今まで以上に誘ってくれる千夏。
職場で仲の良い友達も飲み会をセッティングしてくれたりいつも優しかった。

自分はとんでもなく幸せだ…そう実感した。
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