ありのままのあなたでいい

おまけ

最後に、【踊る保健師】が
大好きな物語を紹介します。

インドのある水くみ人足は、
2つの壷を持っていました。
天秤棒のはしに、それぞれのツボをさげ、
首のうしろで天秤棒を左右にかけて、
彼は水を運びます。
その壷の一つには、ひびが入っています。

もう一つの完璧な壷が、
小川からご主人さまの家まで
一滴の水もこぼさないのに、
ひび割れ壷は、
人足が水をいっぱい入れてくれても、
ご主人さまの家に着くころには
半分になっているのです。

完璧な壷は、いつも自分を誇りに思っていました。
なぜなら、彼が作られたその本来の目的を、
彼は常に達成することができたからです。
そして、ひび割れ壷は、
いつも自分を恥じていました。
なぜなら、彼は、
半分しか達成することができなかったからです。

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