*いちごみるく*
「俺、あの日プレゼント買いに行ってた。お前の誕生日プレゼント。
一緒にいた女は俺の双子の姉の莉桜。
浮気とか、してなかったから」
………………え?
え? マジで?
なにそれ…。
わたしの勘違い、ってことですか!?
………うっそーん。
「で、まだ俺に気があるんだったら、もう一度、付き合ってほしい」
真っ直ぐにわたしを見つめる瞳。
その瞳から目を話せないわたしは、ただ見つめるだけ。
そして、初めてのキスをした。