神様は知っている






ソレを、こいつら二人にはずっと隠してきた。






だから…今更言うのは、何だか嫌だったんだ





「…ん。着いたぞ?」



「………ありがと。」



「……………?…」




やっぱりヤケにテンション低くね?


そう思って、熱を計ってみた。





「なっ…!……」



「な?」



「なに………して……っ…」



「いや、熱あんのかと思って、」







おでことおでこをくっ付けていたから、かなりの至近距離だった。





でも、昔からこの方法だったし…大丈夫かと思って、






「……………っ…」


「佳奈?」



「ばいばいっ!!」




案の定。佳奈の顔が真っ赤になっていた




理由を聞こうとしたけど早足で離れて家に入ろうとしてる






あ………………




「佳奈!!」



「………何?………」



「ばいばい、」



「…うんっ!」





それだけ伝えて、俺は家に帰った。







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