君の隣で ーセンセイとアタシー
「……」
「……」
お互いにそわそわしているのがわかる
なんかお互いに流れる雰囲気って言うか、微妙なものがフワフワしていた
いや…俺から話すべきだよな…
意を決して和奏に体を向けた
「和奏」
大丈夫だよな?
変な声じゃないよな?
「な、なぁに?」
和奏も一拍置いてから俺に体を向けて、俺たちはクッションを挟んで向かい合った
「…あの…昨日のことなんだけど…実は…」
「あっ!あのね!あたしから話しちゃダメ?」
俺の話しに食い込んできた和奏
その必死な表情に俺は頷いた