君の隣で ーセンセイとアタシー
母さんの言葉に苦笑いの和奏の両親
和奏も俯いてしまった
「和奏…?」
俺が肩に触れるとビクリっと身体を震わせた
「実は…和奏は中学の頃に痴漢に合っていて…それ以来一人で電車に乗れてないのよ…」
と真由美おばさんの言葉に更に反応する和奏
その時の恐怖が蘇ってきたのか、プルプルと少し身体が震えた
俺は肩から手を握って
「大丈夫だよ、一人でなんか乗せないから」
そう言った俺を見上げてくる和奏
「ぇ…で、でも…先生と一緒の車はイヤ……」
「わかってる、朝一緒の電車に乗ろう?なら良いだろ?」