君の隣で ーセンセイとアタシー


身体がふわりふわりと軽い

背中に羽でも生えたみたい


でもあたしの回りでは大人の声が沢山聞こえた

はっきり何を言ってるのかはわからないけど、あたしを気づかう声がした



『和奏…大丈夫だから』


その声がした時、あたしのおでこに何かがあたった

凄く優しくて、凄く温かくて…凄く安心できた


だから、身体がなにかに横たえられて、上になにかをかけられて、おでこから放れた安心感

凄く不安になった


でも…そのかわりにギュッと握られた手




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