君の隣で ーセンセイとアタシー


side.aoi


アイツは今日も普通に学校に来ていた

昨日も、一昨日も、その前も

なんて奴なんだ


和奏にあんなことをしておいて

良心が痛まないのか?


まぁ…それも今学期まで…いや…それよりも早くに、か?


今日も無事に授業が終わって俺の住処に戻ろうとすると、外から乾いた音が聞こえた


っ!まさか


「ちょっと来いよ」


また…だ

どうして…終わったんじゃ…


アイツらと一緒に引っ張られるように和奏がいた




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