君の隣で ーセンセイとアタシー


「で?どいつが言い出した」

「「………」」


ぴしゃりと言う葵衣さんに先輩たちはしんと口を閉ざした

そのかわりに視線だけで会話をしているように思えた


そして…葵衣さんの鋭い目線が先輩たちの会話を聞いていた


「で?」

「…ほら…」


一番前にたっていたあたしを一番殴っていた先輩が隣の先輩を肘で小突いた


「あ、あの…あたしのパソコンに知らないアドレスから…メールが…来たんです…」

「メール?」

「は、はい…あの…その…藤咲さんが王子に色目を使って…るって…」




< 309 / 345 >

この作品をシェア

pagetop