君にゾッコン注意報


まぁ、原因はわかりきってるんだけど。


でも、それを認めたくない。


いつのまにか、先生をこんなに好きになってるなんて…

知らなかったもん。



「…やっと自覚したんだ??」



いつの間にか手前の席に座っていた美々の核心ついた言葉に、思わず考えるのを中断して顔を上げてしまう。



自覚したって…。

まさか、先生が好きなこと、美々にバレてる??


美々はまだ報告してないはずなのに…

一体こいつは何者なんだろうか。


< 168 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop