君にゾッコン注意報
「妹に、だいぶ前に撮ってきてもらっちゃった♪」
『う、そ…。』
やばいと頭で警報がなっている。
それもそのはず。
だって、『妹に撮ってきてもらった』ということは、
妹も、
――あたしたちの関係を知っているということ。
健クンから、力づくで写真を奪う。
そして、ビリビリと破り捨てた。
できるものなら、すぐに証拠隠滅しなくちゃいけない。
「そんなことしても無駄だよ。
ネガはこっちにあるから。」
そうして、それらしきものをヒラヒラと手のなかで踊らす健くん。