俺様王子様とドキドキ同居生活!?
すれ違う2人。
あの、悪夢のような光景をみてから俺は加奈子の家に入り浸った。



次の日、鈴華からも明成からも大量に連絡が来た…



そして親からも…



携帯のディスプレイに
鈴華の名前が出るたび俺は胸が飛び上がった。



でもその旅に、鈴木の名前が浮かび出なかった。



明成の電話にも、きっと説教くらうだろうと思い出なかった。


俺は…親友からも
鈴華からも逃げていた。




加奈子とは、あの日以来体の関係は持っていない。



どうしても、虚しさと苦しさだけが残るから…




ただ今は、鈴華からも何もかもから逃げたくて…
加奈子の家に引きこもっている。




加奈子は、バイトが終わると俺に飯をくれ、なにもしない俺はつまんないらしく、夜はほとんどいない。



そんな生活が1習慣たとうとしていた。



もうすぐ冬休みになる。



鈴華が来てからもう冬だ…



< 136 / 178 >

この作品をシェア

pagetop