恋を教えてやる





「ありがとな…瑠菜。愛してる。」





「うん。ありがとうっ。あたしも愛するよ?颯太。あたしに早く……教えてね?」






「あぁ…。当たり前だろ。」





こんな幸せな男はいるのか?




いや。いるはずがない。





今幸せなのは俺だけだ。





俺は今日から女遊びをやめる。





当然だ。





今日から俺は………





瑠菜の『彼氏』なんだから。







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